
picture: 聖アウグスティヌス(フィリップ・ド・シャンパーニュ画)
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聖アウグスティヌス司教教会博士(354-430)ローマ領北アフリカ・ヌミディア州タガステ生まれ(現アルジェリア)。
優秀な成績でカルタゴの大学に留学するも、マニ教に傾倒し、女性と同棲して子供をもうける。
母モニカと聖アンブロジオの影響でキリスト教に回心し、387年に洗礼を受ける。
母モニカの没後、仲間と共に祈りと研究の修道生活を始めた。391年司祭叙階、396年司教叙階。
説教や著作活動でキリスト教の教えを説いた。特に、自身の魂の遍歴を記した『告白録』、『神の国』『三位一体論』はよく知られている。
「主人が帰って来たとき、言われたとおりにしているのを見られる僕は幸いである。」(マタイ24・46)
他の使用人の模範となる僕。
自分のためだけでなく、周りの人びとに喜びをもたらす者となることができますように。
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・ 『アウグスティヌス――「心」の哲学者 (岩波新書) 』(出村 和彦 (著), 岩波書店)
・『告白 I (中公文庫) 』(アウグスティヌス (著), 山田晶 (翻訳), 中央公論新社)