2013年10月5日 聖ファウスティナの記念日(任意)に

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2013年10月5日は、聖ファウスティナの典礼暦上の記念日であり、聖ファウスティナの帰天75周年にも当たります。ところで、なぜ、この偉大な聖人が亡くなった日を祝うのでしょう? その人が生者の世界から去った悲しい日なのに。

アメリカの The John Paul II Institute of Divine Mercy (ヨハネ・パウロ2世記念神のいつくしみ研究所)所長であり、聖ファウスティナの専門家でもある神学博士 Dr.Robert Stackpole に聞いてみましょう。

(原文: Why Celebrate Faustina’s Death? より抜粋)

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[E:mobaq] どうしてカトリックでは聖ファウスティナの「亡くなった日」を祝うのですか? 生まれた日ではなく死んだ日を祝うのはどうしてですか?

通常カトリックでは、聖人たちが地上に生まれた日(誕生日)ではなく、亡くなった日(帰天日)を祝います。なぜなら、亡くなった日というのは実は「天における誕生日」―― いわば、「天の御父の国において、新たな永遠の命を生き始めた日」だからです。

私たちが永遠の命を信じている主な理由は、イエスが死者の中から蘇られたことにあります。
イエスの栄光の体への復活は、使徒たちが空の墓を見、復活された主に出会ったことにより、確かなものと証しされています。これは、私たちに復活の命の真実を見せるためだけでなく、イエスが弟子たちに十字架に上げられる前になさった約束の成就でもありました。
一例を挙げれば、「私の父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、私がその人を終わりの日に復活させることだからである。」(ヨハネ6・40)という約束です。

[E:mobaq] 聖ファウスティナは次のように書いています。
「私は、自分の使命が死で終わるのではなく始まることを、確かだと感じています。疑い深い霊魂たちよ、神の優しさをあなたがたに確信されるために、天国の覆いをあなたがたのために払いのけましょう。そうすれば、あなたがたが不信頼をもってイエスのいと甘美な御心を傷つけ続けることは、もうなくなるでしょう。神は愛といつくしみです。」(日記281)
聖ファウスティナはどうやって、疑い深い霊魂が信じられるように助けているのでしょうか? もうこの地上を去ってしまったのに。

聖ファウスティナは彼女の使命がまさに死ぬことによって始まるのだと信じていました。なぜなら純粋で聖なる魂は、地上よりも天国から、常により良いことを行えるからです。天国においては、もはや地上的な時間や空間に縛られることがありません。ですから祈りは信じられないほど強力で、世界の、そして人間の心の最も暗い隅まで入り込みます。

私は2000年にローマで行われた聖ファウスティナの素晴らしい列聖式ミサに出席できたこと、そして、その中で教皇ヨハネ・パウロ2世が「私たちの親愛なる姉妹であるファウスティナ」と指摘されたことが忘れられません。彼女はまさに私たちの天国における姉妹なのです。
『日記』の中で言っている通り、祈りをもって私たちを助けたいとファウスティナは望んでいます。いつもどんな時も、彼女は私たちのためにそうしておられるでしょう。

 

= 関連書籍 =

『わたしの霊魂における神のいつくしみ』『わたしの霊魂における神のいつくしみ』
長らく待ち望まれていた聖ファウスティナの日記の全訳です。
『神のいつくしみへの招き』『神のいつくしみへの招き』
聖ファウスティナの日記の内容を9つのテーマに分類して紹介しているので、初めて読む人にも分かりやすくなっています。手軽にいつくしみのメッセージの本質を知ることができる素晴らしい1冊です。
『聖ファウスティナの生涯』『聖ファウスティナの生涯』
聖ファウスティナの日記に基づいて、聖女を生涯を紹介。ベストセラーの1冊です。

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