
picture: 福者ペトロカスイ岐部司祭
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今日は、1603~1639年に日本各地で殉教した188名が記念されます。
代表とされるのは、ペトロ岐部司祭(1587-1639)日本・大分県生まれ。
セミナリヨ(初等神学校)在学中、キリシタン追放令によりマカオに追放される。その後司祭となるため、独力でインド、パキスタン、イラン、イラク、ヨルダン、エルサレムを通ってローマにたどり着く。
司祭叙階後イエズス会に入会し、帰国の途についた。難破などの困難に遭いながらも、16年ぶりに日本の土を踏む。
潜伏しながら日本各地の信者を励まして回るが、仙台で捕縛された。その後激しい拷問を受けるが棄教を拒み、殉教した。
「そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。」(マタイ8・26)
風や湖さえも従う。
私たちも謙遜にそのみ言葉を受け取り、大切に心に留め、そのみ言葉に従って生きられますように。