picture: ティルマ［マント］を持つ聖ホアン・ディエゴ（画家不詳）
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聖ホアン・ディエゴ・クアウトラトアツィン(1474?-1548)メキシコ生まれ。
1531年、メキシコシティー近くのテペヤクの丘で聖母マリアの出現を受け、グアダルペの聖母を讃える教会を建てるよう依頼された。
ご出現の話を信じない司教にしるしを持ってくるように言われた。そこで、聖母が冬のさなかに咲かせたバラをマントに包んで行き、司教の前で広げると、香り良いバラが落ちてきただけでなく、そのマント自体に、聖ホアン・ディエゴが目にした通りの聖母の姿が描かれていた。
後年そのマントを精緻に調査したところ、マントに描かれた聖母の瞳に、ご出現を受けるホアン・ディエゴの姿が映りこんでいたという。
「これらの小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない」（マタイ18・14）
小さく至らない自分に、むしろ小さい者だからこそ神様の大きな愛が注がれていることに心から感謝致します。