
picture: 聖家族と聖人たち(アントニオ・マヌエル・ダ・フォンセカ画)
—
カシャの聖リタ修道女(1381-1457)イタリア生まれ。
12歳で嫁ぐが、気性の激しい夫の暴力に悩まされた。町を二分する政争に巻き込まれて夫は殺され、2人の息子は病死した。
アウグスチノ会入会後60歳ごろ、十字架像の前で祈っていた時、主の茨の冠のトゲの1本が額に刺さり、聖痕を受けた。
生涯の最後の4年間は寝たきりだったが、忍耐と明るい性格によって、訪れる人びとを支えたという。
「父が私を愛されたように、私もあなたがたを愛してきた。私の愛に留まりなさい。」(ヨハネ15・9)
そこにしか本当の平和はありません。一人ひとり、謙遜な心で、その愛の中に入れていただけますように。
= 関連聖品 =