
聖フランシスコとジャシンタ・マルトの兄妹は、1917年5月13日、従姉妹のルシアと、ポルトガル・ファティマで聖母のご出現を受け、罪人の回心のために祈るようにと告げられた。
1919年にフランシスコ(11歳)が、翌1920年にジャシンタ(10歳)が、大流行した「スペイン風邪」(インフルエンザ)のために相次いで亡くなった。
よく祈り、最後まで苦しみを捧げ続けた2人だった。
「信じます。信仰のない私をお助け下さい。」(マルコ9・24)
悪霊に憑かれた息子のために癒しを願う父親の叫び。
至らない自分に気づいた時、心の迷いに気づいた時、この父親と同じ必死さをもって、私たちの不完全な心の癒しを願い求められますように。
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