ななめ読み・2014年四旬節教皇メッセージ

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茨の冠次の水曜日、2014年3月5日から四旬節が始まります。

教皇フランシスコの四旬節メッセージは、カトリック中央協議会が全訳して下さっていますが、じっくり読む時間がない方のため、以下に、主要なところを抜粋しました。メッセージを読む足がかりとなりますように。

今年の四旬節メッセージのテーマは「福音的な貧しさへの招き」主題句は「主は貧しくなられた。それは、主の貧しさによってあなたがたが豊かになるためだったのです」(IIコリ8・9参照)です。

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(以下の●は原文小見出しです ◆は抜粋に当たり作成した小見出しです)

◆ テーマの提示

この貧しさへの招き、福音に根ざした貧しさを生きることへの招きは、私たちにとって今、何を意味するのでしょうか。

● キリストの恵み

それは何よりもまず、神がどのように働かれるかを表します。神は地上の権力と富ではなく、弱さと貧しさをまとってご自分を現わします。

イエスは、ご自分を貧しくすることによって、貧しさそのものではなく、聖パウロがいうように、「主の貧しさによって、あなたがたが豊かになる」ことを求めました。

キリストの豊かさではなく、「貧しさによって」私たちは解放されたと使徒が記していることに、私は心を打たれます。

この貧しさとは何なのでしょうか。

私たちに真の自由、真の救い、真の幸福をもたらすのは、キリストの愛に基づく共感と優しさと連帯です。

キリストの貧しさとは、キリストが人となられ、私たちへの神の永遠のいつくしみの表れとして、私たちの弱さと罪を担って下さったことです。

イエスの豊かさとは、イエスの父なる神に対する限りない信頼、不変の信頼であり、つねにひたすら御父のみ旨を行い、御父を讃えたいというイエスの願いです。

イエスがご自分の「負いやすいくびき」を担うよう私たちに求めるとき、イエスは自らの「豊かな貧しさ」と、「貧しい豊かさ」によって豊かにされるよう私たちに求めているのです。

長子となられたかたにおいて兄弟姉妹となるためです(ローマ8・29参照)。

貧しさの唯一の真の姿は、神の子として、キリストの兄弟姉妹として生きていないことだともいえるのではないでしょうか。

● 私たちのあかし

私たちキリスト者は、師にならって、兄弟姉妹の貧しさに向き合い、その貧しさに触れて自らのものとし、それを和らげるために具体的な措置を取るよう求められています。

貧困には物的、道徳的、霊的の3つの種類があります。

福音は、霊的貧困に対する真の特効薬です。

この恵みと希望の知らせを喜びのうちに知らせる使者となるよう、主は私たちに求めています。

私たちは、イエスと一つになって、勇気をもって福音宣教と人間の発展に向けて新たな道を切り開くことができるのです。

◆ まとめ

この四旬節をとおして、全教会が物的、道徳的、霊的な貧困のうちに生きるすべての人に、福音を証しすることができますように。

四旬節は、自分自身を放棄するのにふさわしい時です。

何を手放せるか自問したらよいでしょう。

本当の貧しさは痛みを伴うことを忘れないようにしましょう。

悔い改めを伴わない自己放棄は、真の自己放棄ではありません。何も失わず、何の痛みも感じない愛をわたしは信用しません。

私たちが親切に憐れみをもって行動できるように、聖霊が私たちの決意を支え、人間の貧困に対する配慮と責任感を深めて下さいますように。

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どうぞ実り多い四旬節となりますように。

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