【ご報告】2014年6月12日の東京チェナクルム・ミサ説教(3)


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2014年6月12日に行われました東京チェナクルムで、ヨキエル神父様(イエズス会)がなさったミサ説教を書き起こしました。
その第3回です。

第1回から第2回から読む)

【司式】ハインリッヒ・ヨキエル神父様(イエズス会)

【ミサ朗読個所】

  • 第1朗読 列王記上18・41-46
  • 福音朗読 マタイ5・20-26
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聖体賛美式

(イエス様の心に、イエス様の謙遜に倣いましょう。)

それは本当にイエス様の道ですね。それは愛の道です。しかし秘密の道です。どこでそれを見つけることができるでしょう? それはやっぱり聖母マリアです。聖母はイエス様を非常に愛していました。イエス様もマリア様を愛していました。何回もナザレトに帰ったんです。聖母マリアのところに行けば、そこには安らぎがありましたから。

聖母マリアは、十字架の下まで、いつもイエス様と心は一緒でした。公生活の間に、身体的にはいつでも一緒とはいかないんです。ある時婦人たちはナザレトに残り、ある時は先に行って何か準備をしました。そういう意味で、身体的にいつも一緒ではないけれども、心はいつも一緒です。イエス様の喜びは、聖母マリアの喜びです。イエス様の苦しみは、聖母マリアの苦しみです。そういう風に、聖母は十字架まで行きました。すべてを捧げて。私たちも捧げましょう。

弟子の中にも、一人は、イエス様の愛に非常によく応えた人がいたんです。それはヨハネです。ヨハネのことを聖書には僅かしか書いていないけれども、その僅かのことからも分かります。
たとえば、マリア・ヴァルトルタの本を読めば、イエス様がどれほどヨハネを愛したか、そしてヨハネの愛に楽しんだか。イエス様のヨハネへの愛が分かります。もちろん、聖母マリアもイエス様をどれほど愛したか分かります。

ヨハネは、最後の晩餐の時、イエス様に親しみがあるから、何でも聞くことができました。だからイエス様に「裏切り者は誰ですか?」と聞くことができたんです。そして、イエス様はそれを教えたんです。それほど親しい関係があったんです。そのような関係を私たちにも欲しておられます。すべて人に。イエス様はそのような方です。神様は愛に飢えているんです。

つづく [E:clover]

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