2026年1月28日(聖トマス・アクィナス司祭教会博士の記念日)のミサの福音

聖トマス・アクィナス(カルロ・クリヴェッリ画)

picture: 聖トマス・アクィナス(カルロ・クリヴェッリ画)

聖トマス・アクィナス(1225?-1274)イタリア生まれ。
家族の大反対を押し切って、ドミニコ会士となる。哲学と神学を教えると共にそれらに関する多くの優れた著作を残した。
1273年のある時、ナポリの修道院の礼拝堂で朝課を終えた後、トマスがそのまま礼拝堂にいることに気づいた聖具係が様子を見に行った。すると、トマスが十字架上のキリストのイコンの前で、空中に浮かんだ状態で涙を流しながら祈っているのを目撃した。キリストがトマスに「トマス、私のことをこれまでよく書いてくれましたね。あなたの苦労にどんな報酬が欲しいですか?」と尋ねると、トマスは「主よ、あなた以外には何もいりません」と答えた。
また、1273年12月6日(聖ニコラスの祝日)にミサを捧げていた時に、トマスは啓示を受け、その啓示に非常に感銘を受けたため、それ以上の執筆や口述は行わず、『神学大全』は未完成のまま残されることとなった。
秘書であり友人でもあったBr.レジナルドが抗議すると、トマスはこう答えた。『私の労働は終わりです。私が書いたものはすべて、啓示された事柄の後では、わらのようにしか見えないのです。』

「種を蒔く人は、神の言葉を蒔くのである。」(マルコ4・14)

種がどうしたらよく育って実をつけるか、蒔く人はよく分かっていることでしょう。
自分の思い込みを捨て、素直な心で育て方を聞き、それに従えますように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA