教皇ベネディクト16世は、16日(日)カトリック教会の刷新を推進した第2バチカン公会議開始50周年を記念して、2012年10月11日から1年間を「信仰の年」とすることを宣言されました。
(バチカン放送局英語版の記事「Benedict XVI declared a Year of Faith」*「追記2」参照)
この日、サン・ピエトロ大聖堂で行われたミサには、23日の「世界宣教の日」前にバチカン主催で行われている宣教についての会議(*追記参照)の代表約8,000人が出席していました。
この特別年の期間は、2012年10月11日から2013年11月24日までです。
教皇様はこの特別年について、次のように言われました。
「神との関係において、これまで以上に充実した恵みと結びつきの時となるでしょう。神において信仰を強め、現代の人びとにその喜びを告げるために」
教皇様はこれまでにもしばしば宣教の必要性を強調しておられます。
私たちも自らの信仰を深め、その喜びを伝えてゆく者となれるよう、よく準備をして、その特別年を有意義に過ごせますように。
=追記(2011/10/18)=
この会議は「教皇庁新福音化推進評議会主催の第1回国際会議」でした。
なお、この特別年「信仰年」を公式に告げる教皇様の自発教令が公布されています。カトリック中央協議会のサイトで日本語全文を読むことができます。
>> 自発教令『ポルタ・フィデイ ―― 「信仰年」開催の告示』
=追記2(2011/10/19)=
元記事に変更があったようですので、バチカン放送局英語版の同内容の記事をご紹介致します。
「Pope announces a "Year of Faith"」
はじめまして。
司祭年や信仰年などは総称して何と呼ぶのですか?
「特別年」なのでしょうか?
そして、それは毎年あるのでしょうか。
今年は特に教会で耳にすることもなかったのですが、
イグナチオでは「家庭年」と書かれたパンフレットが
置いてあり、驚いてしまいました。
らいおん様
はじめまして[E:happy01]
カトリック教会全体として取り組む、特別なテーマを設定した期間については「特別年」と呼ぶようです。
今回の「信仰年」を公式に布告する文書のカトリック中央協議会訳でも『特別年「信仰年」』と記載されています。
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/benedict_xvi/bene_message653.htm
その時の必要に応じて、設定されるので、毎年あるとは限らないように思います。
イグナチオ教会の「家庭年」は、イグナチオ教会として今年度取り組むテーマとして設定されているものではないでしょうか?
さっちゃん、ありがとうございました。
色々自分で調べてみたのですが、分からなくて…。
私が教会に行き始めたときは「司祭年」でして、
翌年は何かな~と楽しみにしていたのですが、
その後はさっぱりでしたね。
特別年は毎年ではないとのこと、分かりました。
イグナチオの家庭年は独自の取り組み…納得しました。
他を探してみてもどこにもありませんでした。
教えてくださって、ありがとうございました。