来る2015年3月17日(火)、日本の信徒発見150周年が記念されます。
女子パウロ会では、髙見大司教様による祈りでノヴェナを唱えているそうです。
私たちも心を合わせて感謝を捧げたいと思います。(昨日友人から聞きましたので、ちょっと出遅れてしまいましたが……)
「日本の信徒発見の聖母の祝日」のためのノヴェナ
(毎日1回どの時間でもよろしいのでご一緒にお祈りいただければ幸いです)
期間: | 2015年3月8日(日)~3月16日(月) |
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意向: | すべての日本の殉教者のとりなしにより、私たちが信仰を喜びと一致のうちに生き、日本の社会に神のみ旨が浸透しますように。 |
祈り: | ・ 「日本の信徒発見 150周年の祈り」(長崎大司教区 髙見大司教)[下記参照] ・ 主の祈り ・ アヴェ・マリアの祈り ・ 栄唱 |
「日本の信徒発見 150周年の祈り」(長崎大司教区 髙見大司教)
いつくしみ深い全能の神よ、
あなたは私たち一人ひとりを造り、あなたの御ひとり子、救い主イエス・キリストの死と復活に与らせて一つの共同体として集め、生涯を通して、担って下さいます。そしてこの日本の地にも、主を信じる人びとの共同体を誕生させて下さいました。
それから半世紀あまり経ったころ、日本の為政者は国民にキリストを信じることを禁じました。
しかし多くの宣教師や信者はあなたの霊に力づけられ、死ぬまで信仰を貫いて証しを立てました。また、ある信者たちは、あなたの摂理によって世代から世代へとひそかに、命をかけて信仰を守り伝えました。
サンタ・マリアに執り成しを願いながら、ローマ教皇が遣わす司祭を待ち望んで、7代たったころ、浦上の信者たちが大浦天主堂でその司祭と出会い、受け継いだ信仰を告白しました。
それは2世紀半に及ぶ迫害の中を喘ぎながら生き延びてきた日本の教会の完全な復活の始まりでした。
それから150年を数えます。私たち日本の教会は、その出会いを喜びと感謝のうちに思い起こし、これから新たな歩みを始めます。
絶対的なものがないかのように様々な価値基準に翻弄されている私たちは、かつての信者たちが命に代えても譲れない信仰を繋いだおかげで、殉教者の姿、地道な粘り強い信仰生活を知ることになり、信仰のあり方を見直すよう促されます。
神よ、天と地にあるすべてのものは、まことにあなたのもの。あなたの計らいは限りなく、その果てを極めたと思っても、私たちは、なお、あなたの中にいます。
私たちのうちに働くあなたの力によって、私たちが求めたり思ったりすることすべてを、はるかに超えて叶えることのおできになる方よ、私たちが信仰を深め、喜びのうちに生き、すべての人とともに神の愛の恵みに与ることができるようお導き下さい。
私たちの主イエス・キリストによって。アーメン。