パパ様、ドイツ人修道女の列福を承認

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マザー・マリア・テレジア・ボンツェル

もしかすると、名誉教皇ベネディクト16世は、2月の3名の列聖承認(参考記事: アントニオ・プリマルドと800人の同志殉教者 ―― オスマントルコ時代の殉教者 )に続いて、故国ドイツのシスターの列福も考えておられたのかもしれません。

2013年3月27日、教皇フランシスコは、19世紀のドイツ人修道女の列福を認可しました。
列福式は11月10日、ドイツ・パーダーボルンのカテドラルで行われ、11月11日同じくドイツのオルペ地方にあるシスターの出身地の町で祝賀式典が行われます。

(原文記事: Colorado miracle spurs German nun’s beatification  [EWTN News/CNA])

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永久礼拝の聖フランシスコ修道女会のシスターたちは、修道女会のドイツ人創立者であるマザー・マリア・テレジア・ボンツェルの列福認可に興奮しています。バチカンがアメリカ・コロラドでの奇跡を認めたのです。

2013年4月2日、修道女会総長代理シスター・クラリス・ゲントラプはEWTNに語りました。「それはもう驚きました。おそらくこれまでで一番列福と列聖に近づいているように思います。」

奇跡:

マザー・マリア・テレジアの取り次ぎによる奇跡は、アメリカのコロラド・スプリングスに住む少年ルーク・バージーの癒しに関するものです。

1998年9月、4歳だった彼は慢性下痢に苦しみ始めました。多くの医師や専門医にも助けられませんでした。

「何が原因か誰にも突き止めることができませんでした。」シスター・ゲントラプは言いました。「治そうとしたのですが、どうにもなりません。体重が落ちてきましたが、4歳の男の子には失える体重などほとんどありません。」

ルークの姉ジルは、通っていた教区の小学校を訪問した永久礼拝の聖フランシスコ修道女会のシスターたちと知り合いになりました。
ジルの家に夕食に招かれた2人のシスターは、デンバーの小児病院に入院しているルークの病気について知り、1999年1月26日からマザー・マリア・テレジアへのノヴェナを毎朝祈り始めました。

1999年2月22日、ルークは突然癒されました。科学的には説明がつきません。

ルークの母は言います。「あの子はソファから起きると、普通の幸せな子供のように遊び始めたんです。」
永久礼拝の聖フランシスコ修道女会のホームページでの説明によると、ルークは端的に次のように言ったそうです。「イエスさまが治してくれた」。

コロラド・スプリングスに住んでいるシスター・ゲントラプによれば、ルークは14年後の現在も問題ないのことです。

シスター・ゲントラプは言います。「とても健康で、高校でレスリングをしていますよ。競技用自転車BMXに乗り、マラソンもしています。彼は普通の、健康な青年になっています。」

シスター・ゲントラプも他のシスターたちも、創立者の列福認可を喜んでいます。
「まさに今、列福されることにとても感謝しています。創立者はとても素晴らしい女性で、多くの、それはそれは大変多くのシスターたちに霊的感化を及ぼしてきました。」

マザー・マリア・テレジア・ボンツェルの生涯:

マザー・マリア・テレジアは、1830年9月17日、ドイツ・ヴェストファーレン州オルペに生まれました。1863年にオルペで永久礼拝の聖フランシスコ修道女会を設立しました。

シスターたちは、孤児の面倒を見たり、教師として働いたり、多くの愛の業のひとつとして病者の世話などに励みました。19世紀のドイツにおいて、政府がカトリック教会に対して行った「文化闘争 Kulturkampf」(ビスマルクによるカトリック弾圧政策)を耐え忍びました。困難な時代でした。

多くの法律や規制によって宗教活動が制限されました。政府職員はマザー・マリア・テレジアに孤児の世話をやめ、孤児院に入れるよう命じました。
ある日役人が玄関にやってきて、彼女がまだ孤児の世話をしていることに異議を唱えました。
マザーはすべての孤児たちを呼び集めると言いました。
『お役人さま、子供たちはここにいます。この子たちはあなたのものです』。
役人は『分かりました。この子らを孤児院に入れるまでもう数ヶ月待ちましょう』と答えて、引き下がりました。
これはマザー・マリア・テレジアのある種の決意表明でした。

1905年2月6日、マザー・マリア・テレジアは帰天しました。その時、会員は1500人になっていました。
現在、シスターたちはドイツ、アメリカ、フィリピン、ブラジルで活動しています。

マザー・マリア・テレジアは、神と復活されたイエスに、それはもう深い信仰を抱いていました。その信仰は、特にご聖体に向けられました。
マザーは自分たちの活動のため、全世界の人びとの働きのために、この地上で全世界が神の支配に近づくようにと教会や礼拝堂でシスターたちが常に祈るよう望んでいました。
永久礼拝の聖フランシスコ修道女会は、「祈りといつくしみの業のバランスを保った」修道会となるよう心がけています。

マザー・マリア・テレジアの列福活動が前進したことについて、コロラド・スプリングスの司教マイケル・シェリダン師も4月2日にコメントを発表しています。
「創立者マザー・マリア・テレジア・ボンツェルが列福されることを、永久礼拝の聖フランシスコ修道女会のシスターがたと共に嬉しく思っています。取り次ぎの祈りを通じて、マザーが私たちの近くにいて下さることが分かるのは、素晴らしいことです。」

なお列福後、マザー・マリア・テレジア・ボンツェルが列聖されるためには、奇跡がもう一つ認められる必要があります。

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(訳・いつくしみセンター)


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