2013年2月28日午後5時、教皇ベネディクト16世はバチカンからカステル・ガンドルフォへとヘリコプターで移動されました。
バチカンを飛び立ってから約20分、カステル・ガンドルフォに到着されたパパ様は、集まった信者たちに向けて短いスピーチをなさいました。
その様子を振り返りながら、感謝を新たにしたいと思います。
写真と、動画でどうぞ。
- ● 写真
- サン・ピエトロ広場には、パパ様を見送りたいと信者が集まっています。
- バチカン宮殿の聖ダマソの中庭に、パパ様を見送ろうとスイス兵やバチカン職員などが集まってきました。
- 居室を出たパパ様が聖ダマソの中庭に現れました。
枢機卿たちに別れを告げて、車に乗り込みます。 - パパ様を乗せた車がスイス兵たちの前を通ってゆきました。
- バチカンのヘリポートには、ヘリコプターが既に待機中です。
- バチカンに別れを告げて、ヘリコプターに乗り込まれます。
- コロッセオ上空を飛ぶパパ様のヘリコプター
- カステル・ガンドルフォは、アルバーノ湖畔の高台にあります。
- 宮殿前の広場は既に信者でいっぱいです。
- バルコニーからスピーチをなさるパパ様。
- 広場に面した建物にアルミ風船で「Grazie Benedetto / Siamo tutti con te」(ベネディクト16世様ありがとう。私たちは皆あなたと共にあります)と書かれていました。
- 教皇位を退かれるまで後2時間。最後の教皇祝福です。
- 次の主(あるじ)が決まるのを、バチカンも全世界も静かに待っています。
- サン・ピエトロ広場には、パパ様を見送りたいと信者が集まっています。
- ● 動画(教皇様の移動と、教皇祝福)
- ● スピーチ
- 「ご存知のとおり、今回のわたしの到着は、これまでとは違った意味を持つものです。わたしは午後8時まではカトリック教会の教皇ですが、それ以降はもうそうではありません。
わたしは、この地上の巡礼の最後の段階を始めようとしている、ただの巡礼者です。しかし、まだ、わたしの心、愛、祈り、考察、すべての内的な力をもって、共通善と、教会、人類のために働きたいと思います。」
(全文は、バチカン放送局のサイトで読むことができます。 >> 教皇、カステルガンドルフォで挨拶「祈りと内的な力をもって教会と人類のために働く」)
= 追加情報(2013/03/02 13:00) =
カトリック中央協議会のサイトにもカステル・ガンドルフォでのスピーチの全文が掲載されました。
>> 教皇ベネディクト十六世の最後のあいさつ