3月28日フランシスコ教皇様主宰「祈りの時」の全免償について

夜のバチカン今晩、イタリア時間3月27日午後6時(日本時間28日午前2時)にフランシスコ教皇様主催で「祈りの時」が行われます。新型コロナウイルス感染症の終息を願って、全世界で心を合わせて祈ります。日本では深夜になってしまいますので、皆様ご無理のないようになさって下さい。

祈りの時の模様はYouTubeで生中継されます。

この祈りの時の中で教皇祝福「ウルビ・エト・オルビ(ローマと全世界へ)」が送られ、全免償を受けられます。全免償を受けるためには以下の3つの条件を満たす必要があります。(これは教会で通常に規定されているものです)

  1. ゆるしの秘跡に与る。(全免償を受けたい日の前後1週間程度の間に)
  2. 聖体拝領をする。(ミサに与る)
  3. 教皇様の意向のための祈りを唱える。(主の祈り、アヴェ・マリアの祈り1回ずつで十分ですが、他の祈りを選んで祈ることもできます)

なお、現在教会で聖体拝領やゆるしの秘跡に与ることが難しいため、「あらゆる罪から離れる決意を持ち」「この試練を神における信仰と兄弟への愛徳の精神をもって捧げ、可能になったらできる限り早く通常の3条件を果たす意志を持つ」人は全免償を受けられると、教皇庁内赦院が3月22日に発表しています。(内赦院:パンデミック下の信者らに特別免償規定 [バチカン放送局])

教皇祝福「ウルビ・エト・オルビ(ローマと全世界へ)」は、いつも復活祭と降誕祭に与えられています。今回体調等で祈りを共にできなくても、4月12日の復活祭の際に教皇祝福「ウルビ・エト・オルビ(ローマと全世界へ)」に与ることができるはずです。(日本時間4月12日午後7時予定 → 午後6時[2020/04/12訂正])
体調がすぐれないのに無理に参加して免疫力を下げてしまったりすることのないよう、どうぞご無理のないようになさって下さい。

= 関連記事 =
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= 参考記事 =
教皇フランシスコ、祈りの時を主宰 3月27日の18時(日本時間28日午前2時) [カトリック中央協議会]
教皇、3月27日夕、バチカンから祈りと祝福 [バチカン放送局]

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