【ご報告1】「聖母と共に過ごす祈りの夜」(秋田・聖体奉仕会)に参加してきました


祈りの夜を終えた聖体奉仕会聖堂2013年10月12日から13日にかけて、秋田・聖体奉仕会で行われた「聖母と共に過ごす祈りの夜」には、菊地功司教様(新潟教区長)、ジョゼフ・ チェノットゥ大司教様(駐日教皇庁大使)を始め、24名の司祭、800名以上の信徒が参加しました。
聖堂内には600名しか入れないため、聖堂2階の回廊、そして宿泊施設である「聖マリアの家」を開放しての祈りとなりました。

まずは、全体の感想をお伝えしたいと思います。

(聖体奉仕会聖堂内は、写真・ビデオ撮影禁止のため、残念ながら、祈りの夜の模様は撮っていません)

 第1部
12日午後11時に、まずは菊地司教様のオープニング・トーク、続く聖体礼拝は、言語別に時間が区切られ、日本語、ベトナム語、韓国語、タガログ語&英語の順に行われました。
第2部
13日午前1時45分、聖堂で手順説明が行われた後、衛星中継によって世界10ヶ所の聖母巡礼地が繋がる「インターナショナル・ロザリオ」が始まりました。

聖体奉仕会の聖堂に設置されたモニターには、メイン会場である、ローマ市内のSanctuario Divino Amore (Sanctuary of the Divine Mercy / Our Lady of Divine Love) 教会の様子が映されています。バチカンからヘリコプターで運ばれたファティマの聖母像がお神輿に乗って、出迎えた人びとに見守られながら会場のステージに上げられます。
徹夜礼拝 の開催を告げる Agostino Vallini 枢機卿様の挨拶に続いて、教皇フランシスコ(パパ様)のビデオメッセージが流されました。パパ様のメッセージの概要を、ラウル神父様が通訳して下さいました。

パパ様は、聖母のイエスを見つめていた聖母の眼差し、私たちをイエスへと招く眼差しについて黙想されました。私たちもイエスのように周りの人びとを見つめるように招かれ、私たちが「ショーウィンドウ」に飾られたキリスト者ではなく、御国のために汗水たらして働くキリスト者となるようにと祈られました。

世界10カ所の聖母巡礼地の紹介。秋田・聖体奉仕会では、紹介の際に記念ハンカチを皆で振りました。この記念ハンカチには、今回の祈りの夜のために選ばれた世界10カ所の聖母巡礼地が世界地図上に記されています。

「インターナショナル・ロザリオ」は、 Sancturario Divino Amore 教会で、玄義に関する朗読劇と歌があります。その後各連の前半と後半を聖母巡礼地が分担して祈ります。前半と後半の間には証し(信仰についての分かち合い)が、 Sancturario Divino Amore 教会から行われます。

情感に訴えるような朗読劇は、イタリアが世界に誇るオペラの舞台を思い起こさせます。それに対して、歌はとてもポップな感じで(歌詞は聖書的な内容だそうです)、その対比がとても面白かったです。

秋田の担当は、第4玄義の前半です。
事前に「1連を30秒かけて祈って欲しい」という連絡が来ていたのですが、実際中継が始まってみると、それよりも早いペースで祈る時間が設定されていたらしく、秋田からの中継は、「アヴェ・マリア」5回分が終わるのを待たずに切り替わってしまいました。
それでも、日本の教会の様子、また、貴重な聖母出現地の一つでもある秋田の様子や秋田の聖母像が世界に中継されたことはとても意義深く、貴重な出来事であったと思います。

第3部
13日午前5時、菊地司教様の主司式による「インターナショナル・ミサ」が行われました。祈りの集いに集まった巡礼者たち、互いの言語は違っても一つの心で主に祈りを捧げ、今回の世界が心を一つに合わせて祈る祈りの夜に参加できた恵みを感謝しました。

祈りの夜を終えて東京に戻る途中、秋田新幹線から虹が見えました。天から地上へと伸びる光の帯は、神様の恵みが地上に注がれているかのようで、この集いを通じて私たちの心を養って下さった神様に感謝を新たにしました。

 

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