フランシスコ教皇様、「グァダルーペの聖母の記念日」の自宅での全免償を認可

グアダルペの聖母2020年12月12日(土)は、グァダルーペ(グアダルペ)の聖母の記念日[任意]です。
グァダルーペの聖母には、特に南米の信者たちが深い愛と崇敬を献げています。

1531年12月9日、メキシコはテペヤクの丘で、インディオのホァン・ディエゴ・クアウトラトアツィンに聖母がご出現になり、その丘に聖堂を建てるよう願われました。その後、聖母はご出現の証しとして司教に花を持っていくように言われたので、ホァン・ディエゴは丘に咲いていた本来その時期に咲くはずのないバラをマントに包んで運んでいきました。
12月12日司教にバラを届けた時、そのマントには聖母の姿が映っていたのでした。マントに映った聖母の瞳には、ご出現を受けたホァン・ディエゴの姿まであったのでした。

フランシスコ教皇様も、グァダルーペの聖母に深い信心をいただいておられ、当日はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂でグァダルーペの聖母を祝うミサを捧げられる予定になっています。

今年はグァダルーペの聖母に教皇レオ13世が戴冠式を行ってから125周年に当たります。
本来2019年9月~2020年10月12日にグァダルーペの聖母大聖堂に巡礼した人に全免償が与えられるとなっていました。しかし、現在、新型コロナウイルス感染症のためにメキシコ・グァダルーペの聖母大聖堂は閉鎖中です。そのためフランシスコ教皇様は、グァダルーペの聖母に信頼を寄せる信者が記念日の12月12日に自宅で全免償をいただくことができる認可を出されました
(また、グァダルーペの聖母大聖堂への巡礼期間が2021年10月12日までに延長されました)

全免償を受ける条件は以下の通りです。

  • 自宅に、グァダルーペの聖母のための祭壇または、祈りの場所を設ける
  • メキシコのグァダルーペの聖母大聖堂で行われるミサのライブ配信やテレビ放映に「積極的に信心深く、かつご聖体に特別な注意を払って」参加する
    ライブ配信時刻(予定):日本時間 12月12日(土)15時
    グァダルーペの聖母大聖堂YouTubeチャンネル: www.youtube.com/user/BasilicadeGuadalupe
  • 全免償のための通常の3つの条件(ゆるしの秘跡・聖体拝領・教皇様の意向のための祈り[例:教皇様の意向のためにアヴェ・マリアを3回唱える])を満たす。

※ 全免償のための通常の3つの条件は、「公衆衛生上の規則が許すようになれば満たすように」とされています。

パパ様が与えて下さったこの機会を、活用することができますように。

= 参照記事 =
Pope grants possibility of plenary indulgence on December 12 (Vatican News)
Pope says Catholics can receive plenary indulgence for Guadalupe devotion (The Catholic Sun)

= 関連記事 =
グァダルーペの聖母 (2020/12/12)
2020年12月12日のグァダルーペの聖母大聖堂でのミサ (2020/12/13)

= 関連サイト =
・ グァダルーペの聖母大聖堂公式サイト: https://virgendeguadalupe.org.mx/

= 関連聖品 =
グァダルーペの聖母のメダイ グァダルーペの聖母のメダイ [WEBショップ]

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