
picture: 読書する聖ヒエロニモ(アルヴィーゼ・ヴィヴァリーニ画)
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聖ヒエロニモ司祭教会博士(340?-420)ダルマチア(現クロアチア、スロベニア近辺)生まれ。
裕福な家庭に生まれ、ローマでの勉学中に受洗した。その後禁欲生活に入り、東方で司祭に叙階された。ダマソ教皇の秘書を務める。
言語の才に恵まれ、聖書をヘブライ語からラテン語に訳した(ヴルガタ訳)。また多くの注解書・書簡を著した。
ダマソ教皇の死後は反対者からローマを追われるが、ベツレヘムで男子・女子の修道院を創立。その修道院で生涯を閉じた。
大学、神学科の保護の聖人。
「イエスは振り向いて二人を戒められた。」(ルカ9・55)
自分と意見が違うからと排除しようとする者を、それが弟子であっても、イエスは咎め、戒められます。
意見が違っても敬意をもって接することができますように。