
picture: カルメル山の聖母マリア(オノーリオ・マリナーリ画)
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預言者エリヤゆかりのカルメル山は、イスラエル北部、地中海沿岸にある。
12世紀の十字軍の時代、隠遁者がこの山で暮らし始め、聖母マリアのご保護の下修道生活を始めた。のちにエルサレムの総大司教アルベルトによる会則を受け入れ、カルメル会が発足した。
カルメル会第6代総長聖シモン・ストックは、カルメル山の聖母から、信仰の助けとして茶色のスカプラリオを授けられたという。
「これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。」(マタイ11・25)
誰もが自分を賢く見せたい、物知らずとは思われたくないでしょう。しかし神様の前では誰もが愚者。
聖母の謙遜さに倣いたいと思います。
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