picture: 聖アンブロジオ(フランチェスコ・フラカンザーノ画)
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聖アンブロジオ司教教会博士(340?-397)ドイツ生まれ。
イタリアのリグリアとエミリア州の長官としてミラノに在住中、信者でないにもかかわらず人びとからその慈悲深さを評価され、ミラノ司教に選ばれた。驚いたアンブロジオは、売春婦2人を家に泊めたり、町から逃げ出そうとしたりするも逃げ切れず、人びとの熱意に押されてこれを受けることを決心した。
短期間に受洗、司祭叙階され、374年12月ミラノ司教に就任。
信仰教育と説教に優れ、息子アウグスチヌスのことで悩むモニカをよく導いた。
「収穫は多いが、働き手が少ない。」(マタイ9・37)
働き手が働くのを眺めるのではなく、働き手を、祈りと実際の手をもって、支え、助けることができますように。