聖ルチアは、イタリア・シチリア島のシラクサで、婚約を破棄された男性がルチアを「キリスト教徒である」と訴えたため、ディオクレティアヌス帝下の304年に殉教しました。
拷問のときに、眼をくりぬかれたと伝えられていることから(後に、奇跡的に視力が復活したといいます)、しばしば自分の眼を盆の上に載せたり、手に持った姿で描かれます。
別の伝承では、彼女の目の美しさを婚約者があまりにも称賛するので、自ら目をくりぬいて彼に渡し、「私はこれからは神に生きます」と言ったといわれます。
私たちも、聖ルチアの助けをいただきながら、真の光である方に向かってまっすぐに向かってゆくことができますように。
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