picture: 聖ルチア(ドメニコ・ベッカフーミ画)
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聖ルチア(?-304)イタリア生まれ。
母の病気が奇跡的に癒されたことから、生涯を神に捧げる決意をした。
好意を寄せていた男性が、ルチアの財産を貧しい人に分け与えたことを知って怒り、彼女がキリスト者だと告発した。ディオクレティアヌス帝による迫害期であったため、捕らえられて殉教した。
目をくりぬかれる拷問を受けたという伝承があり、目の保護者とされる。
「今の時代を何に譬えたらよいか。」(マタイ11・16)
今、そしてこれまでの各時代それぞれの笑顔と涙を抱えて、光の御国へと進んでゆくことができますように。