picture: 聖母の小聖務日課を書く聖ビルジッタ(画家不詳)
聖ビルジッタ修道女(1330-1373)
スウェーデンの名門貴族の家に生まれる。13歳で結婚し、のちに8人の子供に恵まれる。夫の死後、シトー会、その後は自ら創立したビルギッタ会で信仰生活を送る。
子供の頃から頻繁に幻視を体験した。亡くなる直前には、産着の上に寝かされた幼子とその前でひざまずいて祈る聖母の姿を幻視した。
それらの神秘体験に基づく『啓示』を始め、多くの著作を遺した。
「誰でも、私の天の父の御心を行う人が、私の兄弟、姉妹、また母である。」(マタイ12・50)
神の御心に『フィアット』と従われた聖母を、私たちは母として仰ぎ見ます。
その生き方に、勧めに、素直に従うことができますように。