エルサレムの聖チリロ司教教会博士(315?-386)アレキサンドリア生まれ。
エルサレムで苦行に励んだのち、司祭に叙階された。348年、エルサレム教会の司教となる。
当時広まっていた異端のアリウス派により、何度も司教を追放されたり、流刑の苦しみにあったりした。
ユリアヌス帝下、司教に復帰。熱意ある説教で人々を教え導いた。
「私もあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」(ヨハネ8・11)
姦通の女が罪に死ぬよりも、彼女も含め周りの人すべてが回心して新たな生活に入ることを望まれたイエスに、応えることができますように。