ケンティの聖ヨハネの奇跡(タデウシュ・クンツェ画) (1464年6月、クラクフの広場で水差しを落として割ってしまった少女がいました。彼女は罰せられる怖くなり泣いてしまいました。そこに通りかかった神父は、彼女を慰めて、水差しの破片を一緒に拾いながら祈りました。すると、割れた水差しが元に戻ったばかりか、入っていた水が、甘くて濃厚なミルクに変わったのでした)
「すると、たちまちザカリアは口が開き、舌がほどけ、神を賛美し始めた。」(ルカ1・64)
口がきけない間、多々不便はあったでしょう。それでも息子ヨハネの姿を見て、すべての苦労を忘れてただ神を賛美する。その姿に倣えますように。