十字架の聖ヨハネ(1542?-1591)スペイン生まれ。
カルメル会入会後、アビラの聖テレサに刺激を受けて、会の改革に着手。改革派最初の男子修道院「男子跣足カルメル会」を創設。
しかし周りの修道士たちから危険視され、幽閉されたこともある。幽閉中、十字架につけられたキリストの姿を幻視した。
改革活動に非常に苦労しながらも、多くの優れた霊的著作を遺した。
「耳のある者は聞きなさい。」(マタイ11・15)
ただ聞き流すのではなく、その声に耳を傾け、自分にとってそれが何を意味を考え、祈りの生活に生かしてゆくことができますように。