十字架の聖パウロ司祭(1694-1775)イタリア生まれ。
父の商売を手伝いながらも完徳に惹かれ、すべて捨てて、修道生活を始める。
1720年夏、キリストの受難の幻視を体験し、十字架のイエスの模範に従うようにとの呼びかけを受けて会憲を記し、仲間とともに御受難修道会を創立した。
律法学者やファリサイ派の人びとは……何か言葉尻を捉えようと狙っていた。」(ルカ11・53,54)
耳に痛い言葉を言われたからといって、自分の欠点を反省することなく、相手の欠点を探し始めるような行いをすることがありませんように。