聖ピオ10世教皇(1835-1914)イタリア生まれ。
司祭叙階後、マントヴァ司教、枢機卿、ヴェネツィア大司教を経て、1903年に教皇に登位。
「キリストにおいてすべてを刷新する」をモットーに、「近代主義」と「相対主義」を排斥し、伝統的価値観を擁護した。またジ聖体拝領に対する過度の敬遠を正した。
「青年はこの言葉を聞き、悲しみながら立ち去った。たくさんの財産を持っていたからである。」(マタイ19・22)
財産の多少にかかわらず、そう簡単に執着心はなくせません。
それでも少しずつ、天国に不要なものから心を取り戻せますように。