聖エフレム(306?-373)シリア生まれ。
キリスト教徒家庭に生まれるが、神への不信感を持っていた。しかし、回心して隠修士として生活し、祈りと聖書研究に専心した。
助祭叙階後、神学学校を設立。異端論駁書や聖書註解書、聖母マリアの詩を著した。キリスト教会で初めて賛歌を作り、「聖霊の竪琴」と呼ばれる。
「信じる者を罪の束縛から解放し、終わりのない喜びを味わわせて下さい。」(集会祈願より)
十字架を見つめながら、自分自身の至らない点を振り返り、それを乗り越える力を心から願い求めることができますように。