ローマの聖フランシスカ修道女(1384-1440)
イタリア生まれ。内戦で荒廃したローマで、貧者を助け、病者を献身的に看護した。
1425年、聖ベネディクトの修道会則に従い、貧者を助ける「トル・デ・スペキ女子修道会」を創立した。
しばしば神秘的な体験をし、守護の天使と親しく語らったといわれる。
「金持ちは陰府で苛まれながら目を上げると、宴席でアブラハムとそのすぐそばにいるラザロとが、遥かかなたに見えた。」(ルカ16・23)
門前の貧者の名前さえ知りながら、自分は贅沢に遊び暮らした金持ちを、自分への戒めとします。