2012年5月10日の東京チェナクルム・ミサ説教


2012年5月10日にネット生中継しました東京チェナクルムのミサ説教録画を公開しました。約25分です。
(以下に貼り付けてあります)
(司式:内山恵介神父様[御受難修道会/司祭のマリア運動・日本本部代表])
【視聴期限】2012/06/06 正午まで
追記(2012/06/07 13:06)
視聴期限を過ぎましたので、録画は削除致しました。
最新の録画をお楽しみ下さい(東京チェナクルム開催の数日後に最新の録画が公開され、次回開催前日まで見ることができるようになります)。

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<< お説教の概要 >>
 異邦人がユダヤ人と同等に扱われることを示した第1朗読。福音はユダヤ人から異邦人に向かうと宣言されている。私たちは選ばれた神の民であると思わざるを得ない。得意顔になるのではなく、すべての民の救いのために、まず、私たちが選ばれた。日本人の人口からするとカトリックは0.3%しかいない。そのような小さな集団として招かれた。私たちは日本の将来に重大な使命がある、そう聞くと自己卑下してそれを拒否したくなる。だが、神様が私たちを選ばれた。

 「互いに愛し合いなさい」「隣人を愛しなさい」と言われるのに『自分と自分の家族だけ救われれば十分。他の人や日本全体の救いなど、話が大きすぎて自分には関わりがない』となってしまいがち。

 マリア様は「あなたには私と同じような力、タレントが与えられているのですよ。我が子イエズスの言うことを聞いて、イエズスに協力して下さい。私と共に世界に協力者を作り、世界を救うために働きましょう」と言われる。このように多くの人、すべての人の救いのために働くよう、脱皮することが必要。これによってイエズスの「隣人を愛する」命令を生きることができる。

 マリア様は自分の生き方に倣うよう呼びかけ、世界の平和、多くの人の救霊のために働くよう招いている。それに「はい」と応え、神の民としてのプライドを持って生きるようにしましょう。

 小さなことに心をこめて、聖人となった人がいる。修道女会から退会させられながらも受付係を続け、列聖されてから修道女会に再び迎え入れられたという聖人もいる。

 マリア様と一緒に働く、生きる時間を持つことで心が広くなる。

 ある神父様、大変だけれども1日3時間祈っている。私たちもできるだけ、イエズス様と共にマリア様と共にいる、祈りの生活を大切にしましょう。修道者や司祭には特にその使命があるが、信徒も。この世の文化、考え方に支配された信仰を造るのではなく、信仰がこの世の文化・考え方を変えて行くように。心の中のすがすがしさ、喜び、お恵みを得るだけではなく、日本全体の救い、救霊、全世界平和へと心が広がっていかなければならない。その時、神の民としての実感を持つことができるようになるでしょう。

 自分が救われそうにないと思っている信徒がいる。その悩みにこだわっているうちは、他の人の救いについて心が向かない。リトル・ペブルなど偽出現はその人個人の救いだけを祈るよう煽った。私さえ救われればいいと心が狭くなっていく。この脅迫のメッセージは悪魔のやり方。

 本当のメッセージには脅迫がない。心を希望へと開き、多くの人を愛するように、全世界の救いのために祈るようにしていく。

 5回の初土曜日の信心の実践(5カ月間の聖母信心――5回連続で初土曜日にミサに与る)の達成を通じて、他の魂の救いを祈るように心を向けて行って下さい。チェナクルムは初土曜日の恵みの内に行われるので、これを利用してできるだけ信心を実践して欲しい。

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※ 「チェナクルム」は司祭のマリア運動主催の祈りの集まりです。


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