2017年１０月１１日の一般謁見において、フランシスコ教皇様は、ファティマの聖母のご出現100周年を記念する一つの方法として、この10月に特に世界平和の意向をもってロザリオを捧げるよう招かれました。
教皇様：
「主の御母であり、宣教の母である聖母を見つめながら、特にこの10月中、世界平和のためにロザリオを祈るように皆さんを招きたいと思います。
私たちの心や言葉、ふるまいから、暴力性が消し去られ、私たち共通の家（地球）を大切にする非暴力的な共同体を築けるよう、祈りが魂の最も御しにくい部分を揺り動かしますように。祈りのうちに神に心を向けるなら、不可能なことなどありません。誰もが平和を作る職人となれるのです。
10月13日は『国際防災の日』でもあります。より慎重に環境を保護し、大切にすることによって被造物を守るよう、改めて心から訴えたいと思います。苦難や自然災害による被害の軽減を目的とする文化を広めるよう、研究機関や公的、社会的責任団体を励ましたいと思います。私たちの共通の家について学び、守るために求められている具体的な行動により、最も弱い人びとがこうむる困難を徐々に減らすことができるでしょう。」
パパ様の励ましに応え、また、ファティマの聖母のお望みに応えて、ロザリオを祈ることができますように。
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