奇跡的に火事を免れた聖母像


今年も、南米はエルニーニョ現象の影響でとても暑く、乾燥した状態が続いています。2024年2月8日現在も、チリで大規模火災が続いており、多くの犠牲者が出ています。

それに先立つ1月下旬から、コロンビアでも首都ボゴタの周辺を含む北部地域が大規模な火災に見舞われました。政府が災害宣言を出して、国際社会に支援を求めるほどでした。
そんな中で、奇跡的に火事を免れた聖母像が見つかり、人びとに大きな慰めを与えています。

100ヘクタール(1万平方メートル)以上が焼失した大規模火災のなか、焼け焦げた木や植物に囲まれていたにもかかわらず、そのカルメル山の聖母の像は火を免れて残っていました。

これは、2017年にカルメル会士たちが聖母マリアを讃えるために建てたもので、パンプローナ市長も現場を訪れて、その様子を動画で共有しました。

地元の多くの人たちは、このご像が無事残ったことを、神の護りと奇跡のしるしとして、慰めと励ましを感じています。

能登半島大地震も大規模火災も、自然現象とはいえ、多くの犠牲者が出たことに言葉もありません。僅かでも心の慰めとなり、復興に向かう力をいただけますように。

= 参考記事 =
Statue of Our Lady of Mount Carmel Remains Untouched After Devastating Forest Fire in Colombia [Church POP]

= 関連記事 =
南米コロンビアが災害宣言 山火事猛威、国際社会に支援要請 [CNN.co.jp]

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