パードレ・ピオと守護の天使


守護の天使と花輪(アブラハム・ブリューゲルとギョーム・クルトワ画)

守護の天使と花輪(アブラハム・ブリューゲルとギョーム・クルトワ画)

守護の天使と最も親しく付き合っていた一人は、間違いなくパードレ・ピオ(ピエトレルチーナの聖ピオ神父)でしょう。
パードレ・ピオは、自身の守護の天使と親しかったのはもちろん(たとえば、フランス語が全くできなかったにもかかわらず、守護の天使の助けを借りてフランス語で手紙を書きました)、助けを求める人に「守護の天使に願いを託して送って下さい」と言っていました。

系譜学者・紋章学者として高名なイギリス人セシル・ハンフリー=スミス(1928-2021)が、イタリアで働いていた時のこと。
彼は仕事の疲れから居眠り運転をして事故を起こしてしまいました。頭蓋骨、首の骨、その他あちこちを骨折する大事故です。重体で、病院に搬送されました。
友人のベルナルド・パトリッツィはパードレ・ピオに祈ってもらおうと、電報を書いて窓口に差し出しました。ところが、係の人はパトリッツィに、パードレ・ピオから届いたばかりの電報を手渡したのです。驚いたことに、そこには「セシル・ハンフリー=スミス氏が回復するよう祈ります」とありました。

セシル・ハンフリー=スミスは、体調が旅行に耐えられる状態になるとすぐ、パトリッツィと共にサン・ジョバンニ・ロトンドに向けて旅立ちました。

パードレ・ピオに面会した2人は、祈りに感謝すると共に、なぜそんなに早く事故のことを知ることができたのかと尋ねました。ピオ神父はユーモアたっぷりに答えました。
「天使たちが飛行機と同じようにゆっくりと動くと思いますか?」

神様はパードレ・ピオに、霊的子供たちが死の危険にさらされていることに気づく照らしを与えられ、パードレ・ピオはいつも守護の天使を遣わして、霊的子供たちに祈りと護りを約束し続けたのです。

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【守護の天使への祈り】

守護の天使よ、主のいつくしみによって、あなたに委ねられた私を照らし、守り、導いて下さい。
アーメン。

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= 参考記事 =
Padre Pio and the Guardian Angels [EWTN]

= 関連聖品 =
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