オリンピック、パラリンピックが終わったばかりのブラジル・リオデジャネイロで素敵な出来事がありましたので、ご紹介致します。
神様はいつもいつも私たちを恵みへと招き続けて下さるのだと、感謝を新たにすることができました。
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【ブラジル・リオデジャネイロ 2016年10月2日】(CNA/EWTN News)
101歳のペーニャ夫人は人生の諸相を見てきました。しかしながら、100歳を超えて初めて経験することが2016年9月28日に起きたのです。それは、ブラジル・リオデジャネイロのカルメル山の聖母老人ホームで行われたミサ中に初聖体を受けたことです。
この出来事に立ち会った人にとって、それは神の愛の素晴らしい証しとなりました。
「神を探し求める人が秘跡に与るのに遅すぎることはない、また時間がかかることも恥ずかしさも神を探し求める人を妨げることができない、と私たちに示してくれた、とても美しい瞬間でした。」
ジョジアンヌ・リベイロ老人ホーム副経営責任者は言います。
「このような出来事は、信仰を再確認する助けとなります。」
リベイロ氏がCNAに語ったところによれば、ペーニャ夫人は1年前にファティマのロザリオの聖母修道女会アソシエーションが経営するこの老人ホームにやって来ました。老人ホームには毎日ミサが行われるチャペルがありました。
ペーニャ夫人は、ほかの女性たちとともにミサに参加し始めました。ある日、告解をしたいと申し出たのです。ドミンゴ・サヴィオ・シルヴァ・フェレイラ神父は、彼女が聖体を受けたことがないことを知り、シスターに秘跡を受ける準備をしてあげるようにと頼みました。
こうして準備した後、ペーニャ夫人は初聖体を迎えました。老人ホームによれば、「彼女が心から望んでいた」ことだったといいます。101歳とはいえ、「彼女はとても明晰で、誠実に初聖体を受ける準備をしました」。
リベイロ氏にとって、この出来事は神の愛の証しでした。老人ホームで一緒に暮らす人びとにとってだけでなく、この瞬間をソーシャルメディアを通じて分かち合った人びとにとっても。
「老人ホームのFacebookに写真を載せると、たくさんの人びとがそれを見てコメントを寄せ、祝ってくれました。」
老人ホームのFacebookには何百という「いいね」や「シェア」が集まりました。コメント欄である人が力説しています。
「何事にも時がありますが、彼女にとっては今!だったのですね。神様の恵みがありますように!」
= 参照記事 =
・ 101-year-old woman receives First Communion [CNA]
・ ASILO NOSSA SENHORA DO CARMO [老人ホームのFacebook]