「いつくしみの特別聖年」における特別免償について


いつくしみの扉を開くパパ様

2015年12月8日、フランシスコ教皇様がバチカンの「聖なる扉」を開かれ、「いつくしみの特別聖年」がスタートしました。
この開扉式には名誉教皇ベネディクト16世も出席され、フランシスコ教皇様に続いて「聖なる扉」をくぐられました。

教皇様のご意向により、世界のすべての教区の司教座聖堂と、司教様が指定される教会における「聖なる扉」として決められた「いつくしみの扉」が、2015年12月13日に開門されることになります。
(サン・ピエトロ大聖堂以外の「いつくしみの扉」は2016年11月13日に閉門)

「いつくしみの特別聖年」には特別免償(全免償)が規定されています。これは、神様からの恵みとしての免償を通じて、神様のいつくしみを体験するようにと願われてのことです。

免償とは、既に赦された罪についての償いを免除する、という恵みです。

免償を受けるには、神のいつくしみについて黙想すると共に、次の<<条件>>を満たす必要があります。

1.「いつくしみの扉」を巡礼する

2.ゆるしの秘跡に与る

3.ミサに与る

4.信仰宣言を唱える

5.教皇様のための祈り(主の祈り、アヴェ・マリアの祈り、栄唱)を唱える

6.教皇様の意向のために「いつくしみの特別聖年のための祈り」を唱える

(※ 2、3の条件は、1.「いつくしみの扉」への巡礼の前後10日以内に行うことが勧められています)

 

免償は、自分のためだけではなく、煉獄の霊魂のために捧げることもできます。免償を通じていつくしみの業を行うことができるこの機会を、生かすことができますように。

なお、ご病気やご高齢のために巡礼が難しい場合は、「聖体拝領をする」または、「(巡礼指定教会以外でもよいので)ミサに与ったり、共同の祈りの参加する」、「(テレビやラジオ等)メディアを通してミサや共同の祈りに参加する」ことで免償を受けることができます。

 

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