picture: 聖ラウレンチオの殉教(フランチェスコ・トレヴィザーニ画)
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聖ラウレンチオ(?-258)スペイン生まれ。
ローマ皇帝ヴァレリアヌス帝による迫害下、教会の財産として貧しい人びとを示したことでローマ総督の怒りを買い、火刑により殉教した。
生きながら熱した鉄格子の上で火あぶりにされたが、数分後に、兵士に向かって「こちら側は焼けたから、もうひっくり返してもよい。」と言ったという。
「一粒の麦は、……死ねば、多くの実を結ぶ。」(ヨハネ12・24)
ただ朽ちるのではなく、次の世代に信仰の炎をつなぐために、精一杯働くことができますように。