聖カエタノ司祭(1480-1547)イタリア生まれ。
信仰深い家庭に育ち、パドバで法律を学び、36歳で司祭に叙階される。
オラトリオ神愛会の一員として活動したのち、貧しい人びとへの奉仕と救いを目的とする騎士団の律修聖職者会(テアティノ会)を創立。
神聖ローマ皇帝兼スペイン王カール5世の軍勢がイタリアに侵攻したローマ劫掠に巻き込まれ、苦難を味わったのち、ヴェネツィアやナポリで活動した。
「しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので……」(マタイ14・30)
イエスから目を離した途端沈みかけるペトロ。
世の荒波にあっても、主を見つめて歩むことができますように。