教皇フランシスコは、母国アルゼンチンのパスポートを更新されました。
バチカン市国の国家元首でもあるパパ様。バチカンのパスポートもお持ちですが、アルゼンチン人であることも変わりありません。
アルゼンチンのパスポートの有効期限が近づいてきたため、パパ様はローマのアルゼンチン大使館に更新したい旨を連絡しました。
教皇様のためなら、パスポートと身分証を特別な手続きなしに交付することも可能だったかもしれません。しかしパパ様は、一般の人と同じ手続き、同じ更新手数料を支払うことを望まれました。
早速2014年2月14日、パパ様がお住まいのバチカンのゲストハウス「ドムス・サンクタエ・マルタエ」に機器を持ち込んだ担当者。パスポート用写真をパチリ。次に、法律に従って、指紋を採取。1週間以内に新しいものを届けることを約束して、帰っていきました。
2月17日、出来上がったパスポートと身分証には、白いカソックとズケット姿のパパ様が映っています。誰も見間違えようのない、立派な身分証明書ですね。
仕上がり具合は、下記新聞記事で、ご確認下さい [E:wink]
- 世界の雑記帳:ローマ法王がアルゼンチンの旅券更新、一般人と同様の手続きで [毎日新聞]
- 法王、母国の旅券を更新 特別扱い望まず [47NEWS]
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