私たちの救い主、イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスですが、教皇フランシスコにとっては、もう一つ祝うことがあります。
それはホルヘ・マリオ・ベルゴリオこと、ご自分の洗礼の記念日です。
ベルゴリオ夫妻は、1年前の12月末に結婚式を挙げたブエノスアイレスの「聖カロロ・ボロメオと扶助者聖母の大聖堂」に、生後1週間の赤ちゃんを連れ行ったのでした。
ちなみに、先代の名誉教皇ベネディクト16世は、1927年4月16日にドイツ・バイエルンに生まれ、その日の晩のミサ中に洗礼を受けられました。それは、復活徹夜祭のミサでした。
私たちもこの降誕節に、自分自身の洗礼を思い起こし、心新たに歩み始められますように。
※ 写真は、イタリア・ヴェネチアの教会の、ヴェネチアン・グラスが敷き詰められた洗礼盤 © いつくしみセンター