2013年11月24日(王であるキリストの祭日)、信仰年が幕を閉じました。この日、バチカンで捧げれたフランシスコ教皇様司式のミサにおいて、「聖ペトロの聖遺物」が公開されました。
聖ペトロの聖遺物は、サン・ピエトロ大聖堂地下のカタコンベにある聖ペトロを讃えて建てられた4世紀の石碑の近くから出土したもので、1940年代に行われた調査で見つかりました。1950年代、1960年代に行われた科学的鑑定の結果を受けて、1968年、時の教皇パウロ6世は、「これは聖ペトロの遺骨」であると宣言しました。
この聖遺物は、普段バチカンのサン・ピエトロ大聖堂内の教皇祭壇の下に安置されていますが、それが収められた聖遺物箱を見ることしかできません。
- 聖遺物箱を抱えて来られたパパ様
@PopeFrancis holding relics of St. Peter pic.twitter.com/f3PlLzBXTK
— Catholic News Service (@CatholicNewsSvc) November 24, 2013
- 初公開された聖ペトロの聖遺物
Inside the reliquary, bones believed to be of St. Peter: pic.twitter.com/jAUuXrZBEs
— Catholic News Service (@CatholicNewsSvc) November 24, 2013
パパ様はミサ説教の中で、この「信仰年」という恵みを与えて下さった名誉教皇ベネディクト16世に感謝の言葉を述べられました(名誉教皇はミサに臨席されてはいません)。
私たちもベネディクト16世に感謝すると共に、そのご健康をお祈りしたいと思います。