2013年3月24日のパパ様ツイート

受難の主日(枝の主日)

※ 画像はクリックすると拡大表示されます。

受難の主日(枝の主日)であった2013年3月24日、教皇フランシスコはサン・ピエトロ広場でミサを捧げ、最後に「お告げの祈り」をなさいました。この日は第28回「世界青年の日」だったため、ローマ教区を中心に多くの青年たちがミサに参加しました。

ミサ説教の要約と、動画、「お告げの祈り」に合わせて配信されたツイート(ツイッターへの投稿)をご紹介致します。

ミサ説教の要約

私たちも、イエスと共に歩み、イエスを親しく知る喜びを表しました。イエスは友、兄弟、また王として、すなわち私たちの人生を照らす輝く灯台として、私たちの内に、私たちのただ中におられます。イエスは神でありながら、身を低くして私たちと共に歩まれます。イエスは私たちの友であり、兄弟です。イエスは今ここで、私たちの歩みを照らして下さいます。だから私たちは今日、イエスを迎え入れました。「喜び」――これが、私が皆様に最初に言いたい言葉です。

イエスがエルサレムに入ったのは、十字架上で亡くなるためです。そしてまさにこの十字架上で、イエスの神的な王としての姿が輝きます。イエスの王座は十字架の木です。

これがイエスの王座です。イエスはこの王座に座りました。なぜ十字架なのでしょうか。それはイエスが、悪と汚れと世の罪を、また私たち皆の罪をもご自身に負って、それを洗い清めるためです。ご自身の血によって、神の憐れみと愛によって洗い清めるためです。

私たちが神と隣人と全被造物に対して愛と尊敬を欠いたこと。イエスは十字架上ですべての悪の重みを感じながら、神の愛の力をもってこれに打ち勝ちます。ご自身の復活によって悪を打ち負かします。これが、イエスが十字架の王座の上で私たち皆に与えて下さる恵みです。

愛をもってキリストの十字架を受け止めることから、悲しみではなく、喜びが生まれます。それは、救われた喜びです。

皆様は知っておられるからです。自分を与え、自分自身から脱け出ることによって、私たちが真の喜びを得ることを。神はご自身の愛によって悪に打ち勝ったことを。

(第28回「世界青年の日」にあたって、青年たちに)
霊的な準備を深めて下さい。
リオデジャネイロでの集会が全世界にとって信仰のしるしとなるためです。若者は世に向かって告げなければなりません。「イエスに従うのは素晴らしいことです。イエスと共に歩むのは素晴らしいことです。イエスのメッセージは素晴らしいものです。自分自身から脱け出て、世の果てまで、人生の果てまでイエスを伝えるのは素晴らしいことです。」

(全文はこちら >> 教皇フランシスコの受難の主日ミサ説教

動画

ツイート

―― 以下は、ツイートの訳です。(訳・いつくしみセンター)

「来たる7月のリオデジャネイロを楽しみにしています! かの偉大なブラジルの都市で皆さんとお会いしたいと思っています!」

「暴力や不正、罪に直面した時、お前たちにできることなど何もないと語る悪しき者を信じてはなりません。」


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