パパ様いつの間に本格的にツイッターを始めてたんですか!?[E:eye] と思ったら、実際の運用は教皇庁広報評議会で行っているようです。
それにしても、バチカンはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に積極的ですね。
(原文記事はこちらです Pope’s Twitter followers jump 400 percent in a day [CNA])
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ツイッター(*1)で教皇ベネディクト16世をフォロー(*2)している人数が24時間で400%も伸びました。
2月23日は2,500人だったフォロワー(*3)が、翌24日には12,500人に増えていたのです。
「驚きました」24日、教皇庁広報評議会局長モンシニョール・ポール・タイ師は述べました。
「そして教皇様のツイートをフォローしている人の数だけでなく、そのメッセージを他の人にリツイート(*4)した人の数に驚かされました。ものすごいことです。」
2月22日に四旬節が始まるのと同時に、教皇様のツイッターに対して劇的に人びとの興味が盛り上がったのでした。
バチカンは公的に教皇様の四旬節メッセージの一節をツイートし、復活祭まで毎日更新を続ける予定になっています。
ツイッターはインターネット上のソーシャルネットワークサービスで、利用者が140字以内で情報を送信したり、送信された情報を読んだりすることができます。教皇様のアカウント( @Pope2YouVatican )をフォローした人は、英語・イタリア語・スペイン語・ドイツ語・フランス語でツイートされるメッセージを読むことができます。近々ポルトガル語も予定されています。
「宣教のための重要な率先した行いであり、コミュニケーションを通じた宣教です」Pope2Youアカウント責任者のパオロ・パドリーニ神父は語りました。
「これにより教皇が神の民と交流されるでしょう。特に若者たちと。なぜならPope2Youは主に若者向けアカウントとして用意されたからです」
2月22日のメッセージはフォロワーに次のように語りかけました。「互いに愛と善行に励むように心がけましょう」、23日はいかに四旬節を「みことばと秘跡に助けられながら、個人として、また共同体として、自らの信仰の旅路を刷新するのにふさわしい季節」とするかについてでした。
モンシニョール・タイ師は、上長である広報評議会議長クラウディオ・マリア・チェッリ大司教がツイッターについて言ったことは正しいと語りました。大司教はこう言ったのです。「ツイッターは『小さなからし種だ。人がこれを取って畑に蒔けば、空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる』」。
四旬節ツイッターキャンペーンはバチカンによる最新のソーシャルコミュニケーション企画です。
2011年6月、広報評議会はインターネットニュースサービスのサイト www.news.va を開始しており、その際教皇ベネディクト16世がツイートと発信されました。このサイトには現在10,000人以上が毎日アクセスしています。
*1 ツイッター Twitter …… 40文字以内の短い投稿(ツイート)を入力して、相互に読み、共有するサービス。
*2 フォロー follow …… 読みたい相手のツイートが自分のツイッターの画面に自動的に表示されるようにすること。
*3 フォロワー follower …… ツイートを読みたい相手のことをフォローしているツイッター利用者のこと。
*4 リツイート ReTweet …… 他の利用者のツイートを、自分のフォロワーにも伝える仕組みのこと。
= 関連情報 =
- パパ様ツイッター公式アカウント発表(2012年12月4日)