教皇ベネディクト16世は、2011年11月18~20日の3日間のアフリカ・ベナンの司牧訪問をなさいました。
19日には、アフリカ・シノドス後の使徒的勧告「Africae Munus(アフリカの約束:和解・正義・平和に奉仕するアフリカの教会)」に署名されています。
その司牧訪問中行われた子供たちとの集いの映像がありますので、皆様にご紹介致します。
動画は、独立系国際TV通信社 Rome Report によるものです。
動画の下に、内容を簡単に抜粋して訳してあります。
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11月19日(土)、ベナンのコトヌーにある聖リタ教区において、神の愛の宣教者会の児童施設「平和と喜びの家」訪問をされた他、同小教区の子供たちとの集いを持たれました。
新司教や修道女会の長上とともに、子供たちが歌ったり踊ったりして、教皇ベネディクト16世をお迎えしました。それとは別に多くの子供たちを含む800人ほどが教会近くに集まりました。
なお、国際的司牧訪問の際、教皇様は恵まれない境遇の子供たちのためにいつも時間を割かれます。
子供たちを前に、教皇はいくつかのことを話されました。
- ご自身の初聖体について。
「初聖体の日は、私の人生で最も美しい日の一つです」
- 他の人に神様について話すことの大切さ。
- どのように祈ればよいかを説明されました。
「(祈るために)聖書も使います。そのようにして、感動を与えてくれ、1日中導いてくれる道を心の内に保っています」
- 家族として祈るように招かれた。子供たちに、両親に一緒に祈ろうと励ますように言われました。
「両親に一緒に祈ってくれるよう頼みましょう。時々両親にちょっと強いて祈るようにさせなければならないかもしれません。でもそれをためらわないで下さい。神様は、それはそれは大切な方なのです!」
- ロザリオとは何で、どのように祈るのか説明されました。
集会の最後に、教皇は子供たち一人一人にロザリオをプレゼントされました。
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この集いについては「バチカン放送局-ベナン司牧訪問:教皇と子供たちとの出会い、聖体と祈りの大切さを説く」(日本語)でも紹介されています。
子供たちはきっとロザリオを祈りながら、この日のことを何度も思い返すことでしょうね。