![ダマスコの聖ヨハネと聖コスマ(『バシレイオス2世のメノロギオン(聖人暦)』[11世紀のビザンティン写本]より) ダマスコの聖ヨハネと聖コスマ(『バシレイオス2世のメノロギオン(聖人暦)』[11世紀のビザンティン写本]より)](https://divinemercy.jp/wp-content/uploads/2023/12/menologion_basil_007-800x533.jpg)
picture: ダマスコの聖ヨハネと聖コスマ(『バシレイオス2世のメノロギオン(聖人暦)』[11世紀のビザンティン写本]より)
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ダマスコの聖ヨハネ(676?-749)シリア・ダマスコ生まれ。
父はキリスト者だったが、一帯を治めるイスラム教徒の好意を得て、総督を務めていた。学問を修めた後、父の跡を継いでダマスコ総督となる。
奸計にかかり、東ローマ帝国皇帝と内通したとの無実の罪に問われ、職位剥奪の上、右手を切り落とされた(聖母に祈ったところ、右手が生えてきたという)。
後日無実と分かるも、今後は神に仕えるとの志固く、エルサレム近郊の修道院に入った。
イコン等聖画を偶像礼拝だとする思想に対して、聖画を擁護する論陣を張った。また多くの神学的著作を著し、聖歌を作曲した。
東方教会の「聖トマス・アクィナス」と呼ばれる。
「私の天の父の御心を行う者だけが入るのである。」(マタイ7・21)
願いを唱えた人ではなく、神様のために働いた人が、天の御国に迎え入れられます。
その原動力となる信仰を、心に根付かせることができますように。
