picture: 聖母子とツールの聖マルチノと大聖アントニオ(ヤコポ・バッサーノ画)
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聖アントニオ修道院長(251?-356)エジプト生まれ。
両親の死後、砂漠で隠遁生活を始めると、多くの人々がその指導を受けようと集まって来た。それはキリスト教修道生活の基盤となり、その理念は親交のあったアレキサンドリアの司教アタナシオによって西方に伝えられた。「修道生活の父」と呼ばれる。
「イエスがおられる辺りの屋根をはがして穴をあけ、病人の寝ている床を吊り降ろした。」(マルコ2・3,4)
屋根をはがす時には、その場にいた多くの人が協力したことでしょう。
必要に応じて、広い心で手を貸すことができますように。