picture: 聖母からチングルム[司祭が付ける禁欲を表すベルト]を受け取る聖モニカ(アグスティン・ナバロ画)
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聖モニカ(331-387)北アフリカ・ダガステ(現アルジェリア)生まれ。
信仰深い家庭に育ったが、異教徒の夫の暴力や浮気に悩まされた。また、放蕩に耽る息子アウグスティヌスの回心のため、涙を流しつつ祈った。
夫は、死の前に回心して洗礼を受け、息子は回心してミラノ司教アンブロジウスから洗礼を受けた。
「まず、杯の内側を綺麗にせよ。そうすれば、外側も綺麗になる。」(マタイ23・26)
見た目を磨いたり、巧みな喋りで人々を惹き付けたりしても、神様を欺くことはできません。
本当に大切にすべきこと、本当に磨くべきものを、見きわめることができますように。