聖パウロ6世教皇(1897-1978)イタリア生まれ。
1920年司祭叙階、1953年ミラノ大司教、1958年枢機卿に任命される。1963年教皇登位。
聖ヨハネ23世から第2バチカン公会議を引き継ぎ、1965年の閉会まで、その使命を全うした。
教皇として初めて5大陸を巡り、初めて飛行機を利用した教皇となり、初めて聖地エルサレムに足を踏み入れた教皇にもなった。
また、東方教会やプロテスタント教会とのエキュメニカルな関係を改善させた。
聖母マリアに関する3つの回勅を出したほか、1964年、第2バチカン公会議において聖マリアを「教会の母」であると宣言し、この称号によってより神の母を敬うよう求めた。
「あなたがたの間では、そうではない。あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、一番上になりたい者は、すべての人の僕になりなさい。」(マルコ10・43,44)
主の言われる「偉さ」が何か「一番上」とは何か、悟れますように。