2013年3月29日、聖金曜日の今日、こんなiPadアプリがリリースされました。
その名も、「Shroud 2.0」(聖骸布2.0)!
ダウンロードはこちらからどうぞ >> Shroud 2.0
「トリノの聖骸布」として知られるこの布には、鞭打ちと十字架刑を受けた男性の姿が表れており、キリストを墓に葬る際に遺体を包んだ布であると信じられています。
1988年にトリノを訪れた福者教皇ヨハネ・パウロ2世は、「これは神の愛が布に写された自画像である」と述べられました。
このアプリはイタリアの会社 Haltadefinizione が、「トリノ大司教区・聖骸布及び聖骸布博物館委員会」と協力して製作しました。大司教区は、このアプリを、信仰年における福音宣教の1つの手段としたいと考えています。
アプリには、2008年に撮影された高解像度写真が取り込まれており、肉眼では見ることのできないほど細かなところまで拡大して見ることができます。
また、マーキングされた箇所については、説明付きで詳細に見ることができます。説明文は、「日本語」に対応していません(iTunes Storeには「日本語」とありますが)。英語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語で表示させることができます(iPadの設定ボタンから変更可能)。
Android 版も近日リリース予定だそうです。
このアプリ自体は無料ですが、追加機能(アドオン)を利用したい場合、別途350円必要となります。
= とても簡単なアプリ画面の説明 =
- メニューは一番下に並んでいます。
左から- Path …… 表示するマーキングの種類
- Sheets … 関連情報集
- Extra … 番外編(企業クレジット等)
- * … 企業が準備したアプリ情報WEBサイトへのリンク
- Navigator …… 聖骸布のどの部分を表示しているのかをナビゲートする画面の表示/非表示
- Filters …… 表示の明るさ・コントラスト・強調の設定変更
- Negative …… ネガ・ポジ反転
- ネガ・ポジを反転させるとこういう感じ。
- 基本機能以外をクリックすると、アドオンについてのメッセージが表示されます。
聖骸布の実物を見るのは難しいですが、これなら簡単、その上じっくり好きなだけ見られます。是非お試し下さい。