パパ様のお住まいは、当面「ドムス・サンクタエ・マルタエ」に

ドムス・サンクタエ・マルタエとサン・ピエトロ大聖堂のドーム2013年3月26日、教皇庁広報官ロンバルディ神父は、教皇フランシスコが教皇宮殿ではなく、バチカンのゲストハウス「ドムス・サンクタエ・マルタエ」に当面住まわれることをお決めになったと発表しました。
このゲストハウスは、1996年に、主にコンクラーベに参加する枢機卿のために建てられました。

パパ様はゲストハウスに住まうことで、「質素」な生活をしつつ、バチカンでの会合や会議にやって来る人が泊まり、バチカンで働く司祭や司教が常住しているこの場所で、「共同体」的雰囲気の中で生きることを試みることになさいました。
但し、教皇としての公務や公式の謁見、毎日曜日の「お告げの祈り」は、教皇宮殿で行われます。

パパ様の居室はスイートルームである201号室となります。この部屋には、パパ様がコンクラーベ開始から今まで過ごしておられた部屋よりも設備がよく、また訪問客を迎えるための広い部屋が付属しています。

パパ様は教皇選出以来このゲストハウスの食堂で食事を取り、朝7時にゲストハウスの主聖堂でバチカン職員と共にミサを捧げて来られました。

(CNSによるゲストハウスの紹介動画)

教皇フランシスコは、1903年に聖ピオ10世が教皇宮殿に住み始めて以来、110年ぶりに教皇宮殿に住まない教皇様ということになります。

パパ様は、ドムス・サンクタエ・マルタエの宿泊者に「これからも一緒に暮らすことにしました。お返しに、特大のチョコレート・エッグを差し上げますよ」(笑)と仰ったそうです。

※ 写真は、ドムス・サンクタエ・マルタエとサン・ピエトロ大聖堂のドーム」 © Vincent de Groot / Wikimedia Commons
クリックすると、拡大表示されます。

(参考記事: Pope Francis to live in Vatican guesthouse, not papal apartments [CNS])

パパ様は今頃、どんなチョコレート・エッグをプレゼントするか検索中かもしれませんね [E:chick]




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