聖アンブロジオ司教教会博士(340?-397)ドイツ生まれ。
イタリアのリグリアとエミリア州の長官としてミラノに在住中、信者でないにも関わらず人びとからその慈悲深さを評価され、ミラノ司教に選ばれた。驚いたアンブロジオは、売春婦2人を家に泊めたり、町から逃げ出そうとしたりするも逃げ切れず、人びとの熱意に押されてこれを受けることを決心した。
短期間に受洗、司祭叙階され、374年12月ミラノ司教に就任。
信仰教育と説教に優れ、息子アウグスチヌスのことで悩むモニカをよく導いた。
「私のこれらの言葉を聞いて行う者は皆、岩の上に自分の家を建てた賢い人に似ている。」(マタイ7・24)
自分は賢くはないので、主から「あなたはペトロ(岩)」と言われた方の後に従ってゆきたいと思います。